サポーター便り File.17 今回の訪問先は…山形県 JA庄内たがわ
収穫は朝・昼・夕の1日3回
アスパラガスの収穫アスパラガスは種まきから株の育成まで3年間を費やし、4年目以降に収穫となります。天気が良く地温が上がる日は1日で5cm以上も伸びるので、収穫は5〜9〜15時目処に1日3回。JA庄内たがわで扱う栽培品種は、グリーンアスパラ中心に一部パープルアスパラも栽培されています。
アスパラガスの収穫は1日3回
出荷場にアスパラ農家から持ち込まれる
出荷場に次々と持ち込まれる通い箱
予冷庫に保管されるアスパラガス収穫後、各農家で大・小・極小に機械選別し、長さを27cmに調整して出荷場に持ち込みます。134名の生産者から通い箱で持ち込まれるアスパラガスは、計量が終ると8度に設定された予冷庫で保管し鮮度を保ちます。農家の収穫時間に合わせて、月〜金は3回荷受します。
機械を使って、自動選別計量
自動選別計量機で結束まで自動化サイズごとに分別されたアスパラガスを、自動選別計量機で100g、150g、500gなど、決められた重量に自動でまとめます。まとめられたアスパラは、上部をテープで結束・下部をゴムで留め、コンテナ詰め作業へ。最新の機械では結束まで自動で行います。
自動選別計量機
鮮やかな緑の新鮮なアスパラガス
JA庄内たがわのサイトへ
アスパラ部会が品質を支えます
フォークリフトでイフコ・コンテナーをトラックに積み込み作業2004年に発足したJA庄内たがわアスパラ部会では、講習会を開催したり、JA園芸特産指導員に畑を巡回してもらい、生育状態に適したアドバイスを受けるなど、アスパラの品質向上・安定生産に向けて取り組んでいます。美味しい食べ方としては、茹でアスパラはもちろん、味噌汁の具にしたり、フライパンで焼いた焼きアスパラもオススメです。
アスパラ部会発足時は作付面積45ヘクタールでスタートしましたが、現在55ヘクタールと、作付け面積も増加しています。生産者134名が互いに栽培意欲を高めあって、どの農家も均一の高い品質のアスパラガスが育成できるように、協力しています。「消費者の皆様に美味しいと感じてもらいたい」という共通の想いが美味しさのヒミツです。取材にご協力いただいた、斉藤部会長、JA庄内たがわの皆様、ありがとうございました。
山形県JA庄内たがわ アスパラガス部会
製品情報 コンテナーの詳細を見る